お墓の開眼供養と一周忌を一緒に行う場合、開眼供養は慶び仏事として扱うことになります。金封には、紅白の水引きのかかったものを用いましょう。表書きは、「御建碑御祝い」としてください。一周忌は弔事ですから、黄白の水引きのかかった金封に「御仏前」と表書きします。いずれにしても、一緒にしてはいけません。お金は、別々の金封にして渡しましょう。開眼供養の前に、墓石を購入しなければなりませんが、墓石選びには注意が必要です。
洋型の墓地に増えているパターンですが、好きな文字や言葉を刻んだものがあります。家名や宗派にとらわれることなく、故人の個性を表した文字、あるいは故人が好んでいた言葉などが多くなっています。他にも、故人へ向けたメッセージとか、古典からの俳句、短歌など、自由に文字を刻むことが可能となっています。しかし、そのお墓に家族で入ったり、子孫が継承することが明らかな場合は、注意が必要です。
一緒にお墓に入る人がどう感じるかを考慮して、周囲の人とも相談してから決めるのが良いでしょう。開眼供養をするためには、僧侶にお墓まで来てもらい、お経を読んでもらう必要があります。法要を行うのは、本来なら、お墓を建ててからできるだけ早く行うものですが、状況によって必ずしもそれにこだわる必要はありません。日取りにつきましては、まず僧侶の予定を確認しなければなりませんが、参列する人の都合も確認しておく必要があります。
お彼岸やお盆は、僧侶の都合がつきにくいですから、若干日程をずらさなければならないこともあるでしょう。開眼法要の依頼は、寺院境内墓地の場合は、寺院が何かと指導してくれるでしょう。法要に必要な法具なども、寺院が用意してくれます。公園墓地の場合は、自分で僧侶に依頼する必要があります。民営の公園墓地の場合は、霊園の管理者に僧侶の手配を依頼できる場合もあります。この場合、法具は石材店や霊園の管理者が手配をしてくれることもあります。また、家の仏壇の法具を利用することもできるようになっています。